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 神社ブログ

平成29年度夏越祭

7月30日(日)、平成29年度の夏越祭を斎行致しました。

当社では毎年7月最終日曜日に斎行致しております。今年は、暑すぎるということもなく、雨が降ることもなく、ちょうどよい気候の中で執り行うことができました。

夏越祭は、この半年のうちに知らず知らずのうちに身についた罪穢れを祓い、今年の後半も災いなく、無病息災で過ごせるよう祈念する神事です。5時半からの祭典では、参列者の皆様と左回り、右回り、左回りの順で茅輪をくぐり、拝殿にて八幡神社の大神様、祓戸の大神様に、大洲の里の皆様の無病息災を祈念いたしました。

今年は、夏越祭では初となる、浦安の舞の奉納も行いました。舞姫さんたち、ちょっと暑かったかな^^;

当社の夏越祭のテーマは、昔ながらの昭和のおまつり。金魚すくいに綿菓子、かき氷など、様々な屋台が並びます(すべて無料)。レコードからは昭和の懐メロが流れます。

子どもたちが大人になった時、ふるさと大洲で過ごした夏の思い出になって思い出してくれればと思います。

当社では、拝殿にて人形(ひとがた)を納めた方には景品の当たる輪投げ券を差し上げております。チャンスは3回。賞品に輪っかが引っかかっていればOKです。特等は草刈り機。1等は一輪車にアルミベンチ、さらに扇風機やコーヒーメーカーも当たるなど、豪華賞品が盛りだくさん。

がんばって当ててください!

今年は、例年にも増して長蛇の列となりました。お年寄りや幼子を抱いたお母さん方、皆さんを長時間お待たせしてしまったのが反省点です。

来年は改善したいと思います。

こうしたお祭ができるのも、準備、運営を行う総代、地区総代の皆様のお陰です。お陰様で無事お祭を終えることができました。本当にありがとうございました。

 

<今年大型景品を獲得した皆さん(一部)>

おめでとうございました!


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平成28年度夏越祭

7月31日(日)、夏越祭を斎行致しました。

良い天気の中で執り行うことができ、大勢の方に御参拝頂きました。

17時半から神事を執り行い、参列者のこの半年間に知らず知らずのうちについた様々な罪穢れを祓い、氏子、崇敬者の無病息災を祈念いたしました。

当社の夏越祭では、拝殿で参拝した方には茅の輪守と輪投げ券を差し上げております。輪投げ券は3つの輪っかと交換でき、その輪で景品を狙います。今年の景品は、草刈り機に一輪車、アルミベンチといったおなじみの定番に加え、剪定用の電気バリカン、電気スライサー、ジューサー、扇風機、浴衣、アンパンマンや妖怪ウォッチのおもちゃ、獲れ立ての野菜や果物など盛りだくさん。皆さん、思い思いの商品を狙って一喜一憂し、大いに盛り上がりました。

また、境内では、金魚すくい、スーパーボールすくい、綿菓子、かき氷などの屋台が並び、シャボン玉コーナー、七夕コーナーなども賑わいました。屋台はすべて無料。暑さもあってかき氷も氷がなくなってしまいました。

来年はもっと研究し、さらに充実した夏祭りにしたいと思います。当社の夏祭りがよい思い出になってもらえたら幸いです。

最後になりますが、準備から、当日の運営、後片付けまでお力添えいただきました、総代、地区総代、地域の皆様、誠にありがとうございました。

 

<獲得した景品を見せてくれた皆さん>

去年は一輪車が当たったとか。強運!

難易度が上がった草刈り機も楽々ゲット!

扇風機、おめでとうございます!

高級ミキサーがあなたのウチに!

浴衣、花火大会にぜひ着て行ってくださいね

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お陰様をもちまして、平成27年の秋季例大祭(秋祭り)を無事斎行いたしました。10月31日の宵宮祭にはじまり、11月1日の本殿祭、翌2日の御神幸祭(お成り:大名行列)と続く当社秋祭りは、当社の年中行事の中でも特別なお祭りです。11月1日の本殿祭には、多くのご来賓、地域の方々のご参列を賜り、厳粛に斎行することができました。

翌2日は、お成り、大名行列として知られる御神幸祭でした。今年も250名を超える皆さんにご奉仕いただき、3基の鳳輦(ほうれん:神輿)をお護りしながら、旧大洲市街を渡御いたしました。

しかし、当日はあいにくの雨・・・。天気予報ではご9時過ぎには雨も止み、お昼頃には晴れ間も見える、とのことで決行しましたが、なかなか雨が止まず、不安を残したままの出発でした。

しかし、西大洲から中町を抜け、常磐町に入る頃には雨も上がり、1回目の御旅所祭では、地面が濡れているためいつもと異なり立礼(りゅうれい:立ったままで行う作法)だったものの、無事、御旅所祭を執り行うことができました。


そして、肱北から肱南地区へと戻り、市民会館前での御旅所祭の頃になると晴れ間も見え、心地よい日差しの中で、鈴神楽、浦安の舞奉納、肱南青年団による獅子舞奉納、そして、大洲藩鉄砲隊による奉納演武が行われました。

今年の獅子舞は、中学生中心とのことで少し短めでしたが、元気いっぱいさが伝わってきました。大神様もお喜びになったことと想います。

続く大洲藩鉄砲隊の演武では、轟音を響かせ、様々な打ち方を披露する大迫力の演武に、集まった人たちだけでなく、行列奉仕の小中学生たちも釘付けに(゜Д゜)。最後まで拍手が鳴り止まぬのでした(^^)

肱南青年団、大洲藩鉄砲隊の皆様、素晴らしい奉納演武、ありがとうございました。

お陰様で、本年の例大祭、滞りな執り納めることができました。お力添えをいただきました皆様、誠にありがとうございました。

 

 


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9月17日、11日より開始した表参道の改修工事が完了しました。

今回の工事は、約40年が経ちデコボコになった表参道のコンクリートを綺麗に打ち直そうというもの。総代さんの発案により、業者さんに頼まずほぼ自分たちの手で行うこととになりました。

地元の議員さん、建設会社さんにもご協力をいただき、知恵を出し合い、作業機械もユンボなどは総代さんのものをお借りし、資材も簡易なものを使うなどなるべくお金がかからないように工夫しました。

初日はまず工事安全祈願祭を斎行した後、表面のコンクリートを撤去しました。ユンボで表面をはがした後、ハンマーなどである程度の大きさに砕き、トラック に乗せていきます。これがなかなか割れないん(^^;)。炎天下の作業ということもあり、マメに休憩を入れながらの作業となりましたが、何とか初日ですべ てのコンクリートを運び出すことができました。

2日目、3日目は、地面を平らにならし、地面より15センチ上に目印となる鉄筋を打っていきます。そして、数メートルごとに囲いを作り、道路表面の強度を 増すための鉄筋を設置していきます。数メートルごとに囲いを作るのは、坂道でコンクリートが流れてしまわないようにすること、熱などで膨張しやすいコンク リートが割れないように、ここで調整する役目を持っています。

4日目はいよいよ最難関のコンクリート流し。この日は、月曜日にもかかわらず、大勢の地域の方々が来てくださいました。流したコンクリートを素早く枠に均 等に行き渡らせます。そして上から空気を抜き、皆でならしていきます。コンクリートが固まる前にやりきらなければいけないので時間との勝負です。表面を整えるのはプロの左官さんにお願いしました。

流し込んでしばらく放置した後、ある程度表面が乾いたら左右からほうきでなぞっていきます。これが今回の重要なポイント。坂を上り下りする人が滑らないようにする滑り止めです。滑り止めには先を短く切ったほうきでミゾを掘って行くのが一番よいのです。

5日間にわたって行われた今回の工事、のべ40人以上の皆様にご奉仕をいただきました。お陰様で立派な表参道が完成いたしました。当社総代さん、久米地区 の皆さんのお力でほぼ自分たちの手で完成させることができました。このことは、しっかりと記録し、次世代にも伝えて参ります。ご奉仕をいただきました皆 様、誠にありがとうございました!


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平成27年夏越祭

7月26日(日)、午後5時半より夏越祭を執り行いました。

日中は雨もぱらついていましたが、祭典前にはピタリと止み、清々しい空気の中、斎行することができました。

当社の祭典の前は、「雨が降っていても必ず止む」といわれておりますが、今年も無事木漏れ日の差す中で斎行できたことは誠に有り難いことです。

祭典では、この半年間のうちに知らず知らずのうちに身についた罪穢れを祓うとともに、参拝の皆様方がこの夏を無事乗り切れますよう無病息災を祈念いたしました。

 

また、境内では、恒例となりました輪投げに加え、総代・地区総代さん方にご奉仕いただいた、かき氷、金魚すくい、スーパーボールすくい、綿菓子、シャボン玉つくり、七夕コーナー、などの出店が並び、大いに賑わっていました。

 

<輪投げの戦利品を見せてくださった皆さん>

扇風機にスイカ、そして御神酒が当たりました!

見事一輪車と水筒を獲得!

 

アルミベンチと浴衣セットが当たってニコニコ

せん定用の電気バリカンに御神酒でお父さん大満足(^_^)v

また、今年は、地元の尺八の演奏家である池田先生に、尺八の演奏をしていただきました。尺八というと、「虚無僧」「野太い音」「与作」といったイメージがあったのですが、定番から「少年時代」「ルパン三世」といった現代ポップスまで幅広いジャンルの曲を演奏いただきました。その軽やかで美しい音色に驚きました。参拝の皆さんも、立ち止まって美しい尺八の響きに聞き入っておりました。

皆様方が、この夏を無事に健康で過ごされますこと、お祈り申し上げております。

準備から出店の運営、片付けまでご奉仕いただきました、総代・地区総代の皆さま、婦人部有志の皆様、誠にありがとうございました。


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職場体験の中学生来社

7月1日から3日間、市内の中学生が職場体験に来てくれました。

今年の生徒さんは中学2年生の女の子。ちょうど朔日(ついたち)参りの日でしたので、月次祭の様子を見学してもらった後、巫女服に着替え参拝の皆さんに抹茶とお菓子の御接待をしていただきました。

あいにくの天気でしたので、お参りの方もいつもより少なめで活躍の機会は多くなかったのですが、参拝の皆さんはとても喜んでおられました。初日ということで緊張した様子でしたが、皆さんの笑顔で少しばかりリラックスできた様子。

2日目からは、境内清掃やどんと焼きで行う火おこし体験、八幡神社の歴史についての授業を行いました。ちょっと詰め込みすぎたかな・・・(^^;)

生徒さんは、音楽が好きでクラリネットの腕前もかなり、ということで、3日間を通して、笙(しょう)や篳篥(ひちりき)、龍笛などの雅楽を体験してもらいました。いろいろな楽器を試した結果、彼女が選択したのは、篳篥。クラリネットと同じリード楽器です。

やはり飲み込みが早い!あっという間に音が出るようになり、譜面もすぐに読めるようになりました。最終日には、越殿楽(えてんらく)、そしておはなはんを合奏し、上達の早さに様子を見に来られた先生を驚かせておりました(^_^)v 。こ、これは、即戦力(゜Д゜)

神社での体験を通して、地域と神社の関係や、歴史、日本人が大切にしてきた自然観など、1つでも心の中に残ってくれれば嬉しいものです。

 

 

 

 


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さて、6回目となりました八幡神社絵馬の旅。今回ご紹介するのは、「源義光 足柄山ニテ笙ノ秘曲ヲ豊原時秋二授クルノ事」の図です。数十年前は拝殿の絵馬の裏に隠れるように掲げられておりましたが、倒れる危険ありとのことで取り外し、保管しておりました。

この絵馬は、13世紀前半に編さんされた「古今著聞集」に書かれた説話を絵馬に描いたもので、慶応3年(1867)に奉納されました。恐らく、公開するのははじめてではないでしょうか。

この絵馬に描かれた源義光(右側の赤い装束)は平安時代中期の武将で、射術に優れ、新羅明神の社前で元服したころから“新羅三郎”とも呼ばれ、雅楽の笙(しょう)の名人として名を馳せました。この絵馬でも笙を吹いているのがわかります。

義光の左側、月明かりの下で笙の音を聴いているのは豊原時秋 (とよはらのときあき)。豊原家は宮中の笙(しょう)の楽家で、時秋は若当主。時秋の亡き父、時元は笙の名人であり、時元の一番弟子が源義光でした。

さて、この絵馬にはどんな物語が描かれているのでしょうか。「古今著聞集」の話を要約すると・・・。

時は永保3年(1083)の後三年の役の頃。兄である源義家の加勢のため奥州にむかった義光のもとに、後ろから馬を飛ばして追いかけてくる若者がいます。それが豊原時秋でした。時秋を幼い頃からよく知っていた義光は大変驚き「これは一体どういうことか。何をしにこられたのか」と尋ねたところ、時秋はただ「お供させてください」と申し出ます。義光は、違和感を感じつつ、「連れて行ってあげたいのはやまやまですが、今回ばかりはなりません」と断ります。それもそのはず、今回の加勢は朝廷からの許しが出ず、自らの職を辞して馳せ参じるもの。若当主たる時秋を巻き込むわけにはいきません。

しかし、何度諭しても時秋は強情についてきます。そしてとうとうそのまま、現在の神奈川県にある足柄山にさしかかりました。この山の関所は厳しく、関所破りともなれば、もう京都に引き返すことは出来ません。義光は 時秋を 呼んでこう言いました。「ここまでついてこられたということはその志は浅からぬものがあったでしょう。しかし、貴方はやはりここから帰りなさい」。それで も、黙って時秋は帰ろうとしません。

楽家の若当主の助太刀という奇妙な申し出と時秋の真剣な表情を見ているうちに、義光はふとあることに気がつきます。

やおら義光は、周囲の人を遠ざけて時秋を連れて足柄山の山頂に行き、盾を2枚敷いて1枚に座り、もう1枚には時秋を座らせ言いました。

「笙を持っておられますね」

「はい」

時秋はそう言うと懐から笙を取りだし ました。義家は腰の矢入れから一枚の紙を取り出しました。「これは、あ なたの父上が書かれた大食調入調(たいしきちょうにっちょう)の譜です。さあ、お教えいたしましょう」。こ の秘曲は昔、義光が時元から伝授を受けたものでした。時元が亡くなったとき時秋はまだ子供でこの曲を教わっていませんでした。このことを知っていた時秋 は、豊原家の秘曲が絶えることを危惧し、この曲の伝授を受けるためにやって来たのでした。しかし、命を賭して奥州に向かうさ最中の義光に「秘曲を伝授して欲しい」などとは言えな かったのでしょう。義光が秘曲のことに気づいてくれない場合は、奥州で討ち死にする覚悟で付いて来たのだといわれています。そして月明かりの下、義光は時秋に入調の秘曲を授けたのでした。義光は、この若者の心がけに感心すると共に、笙の道に専念するように諭し、時秋を都に返しました。その後時秋は笙の第一人者として活躍し、雅楽頭(うたのかみ)、楽所別当となったといわれています。

改めて見てみると、命を賭した関所破りを前に、この秘曲を伝えることができることに安堵し、清々しく面持ちで笙を吹く源義光と、神妙な顔つきで耳を傾ける時秋の表情のコントラストが絶妙です。特に時秋の何とも言いがたい表情に惹きつけられますね。

話が長くなりましたが、この絵馬を描いたのは、新谷の玉井勝流稚継(閑林斎、洋々斎)です。稚継は、若宮養徳の嗣子若宮晴徳の門人として活躍しました。晩年は大洲領であった砥部で砥部焼の絵付けをしていたとか。

そして絵馬の裏には、当時の奉納者の方々の名が記されています。ご覧になった方で、御子孫や、この方々を知っておられる方がいらっしゃいましたら神社までご一報いただければ幸いです。

家の伝統を絶やさず守ろうとする若者の想い、しかしそれを自らは言い出さぬ奥ゆかしさ、懐に忍ばせた笙。そしてはからずとも肌身離さず亡き父の譜面を持ち続けた義光。この説話からは多くのことを感じ、学ぶことができます。 最近は、こうした昔の説話を聞くことがめっきりなくなりました。特に子供達には、こうした説話を通して日本の心を感じてもらいたいものです。

 

 


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久しぶりの絵馬シリーズです。

今回ご紹介するのは、中殿に掲げられている絵馬の中でも一際存在感のある、大洲藩10代藩主 加藤泰済公奉納の「牽馬図(ひきうまず)」です。

幅6尺を越える漆黒の大きな絵馬です。大洲藩主の奉納ということで、絵馬の両側に蛇の目の紋が入っています。黒馬の位置と口取りさんの位置と姿勢のバランスが絶妙で、黒馬の美しさと荒々しさがしっかり伝わってきます。言うこと聞かなそうな目してますもんね・・・(笑)

奉納されたのは文化9年(1813)。約200年前と比較的新しい時代のものだけに、比較的色彩も残ってくれています。馬の装具の飾りの美しさが伝わってきますね。それにしても、馬の口取りさんの膝や衣裳に松の枝のようなものが付いていますが、これは単に飾りということなのでしょうか。う~む、もっと勉強せねば・・・。

左には、泰済公の名、右には惟正の名が

この絵の筆をとったのは大洲藩のお抱え絵師であった若宮養徳惟正(これまさ)です。養徳は少年の頃より天性画才に富んでおり、絵師になるべく江戸に出て何人かの絵師についた後、養川院惟信に師事して狩野派の正風を取得したといわれています。帰藩後は、一の絵師として泰済に仕え、優れた大作を残したほか、多くの門人を養成しました。大洲藩の美術を語る上で欠かせない人物です。

最近特に、こうした大洲の歴史が詰まった空間の中で神明奉仕できることの有り難さをとつくづく感じております。

いつか、こうした絵馬の数々を皆さんにじっくり見ていただける機会をつくれたらいいなと考えています。

 

 

 


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どんど焼き【左義長】

本日、午前10時よりどんど焼き(左義長)を執り行いました。

早朝からの強い雨でどうなることかと思いましたが、10時前になるとぴたりとやみ、無事神事を斎行することができました。神事では、今年も無事正月を迎えられたことを感謝申し上げるとともに、皆様が今年も無病息災で過ごせるよう祈念いたしました。

神事後には、参列者の皆さんにご参加いただき、「火ぎり」を使った昔ながらの方法で忌火の点火を行いました。「火ぎり」とは、先にやわらかい木をつけた錐(きり)を、桧や杉を使った板の「うす」に手でこすりながら押しつけることで点火するものです。当社では、宮司の試行錯誤の末、杉の板にあじさいの芯という組み合わせで行っています。

この方法、持続的に強い力でこすり続ける必要があり、点火までが一苦労でして、本日の湿った空気を考えると、「いつもより苦労するぞ・・・」と心配していたものの、これが全くの杞憂でした。今年は参加者の中に素晴らしく上手な方がいらっしゃり、ものの5分であっという間に点火することができました。誠に有り難う御座いました!来年も期待しております(^_^)v

また、毎年お手伝いいただいております皆様、足下の悪い中、本年も誠に有り難う御座いました。

 

 

 

 


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新春七社詣で

1月11日(日)、大洲喜多神社総代会・大洲喜多神職会共催の「新春初もうで」(通称:七社詣で)が行われました。

喜多郡・大洲市の神社から毎年七社が選ばれ、各地域の参拝団がバスを仕立てて巡るこの行事。今年は当社がそのうちの1社に選ばれ、約30団体、800名が御参拝くださいました。

今年は、当社を六社目もしくは最後に参拝するルートにしている参拝団が多く、午後3時以降は、祭典開始まで大変お待たせしてしまいましたが、その分、当社宮司による境内・社殿の説明を聞いていただいたり、境内でのお接待を楽しんでいただいたりしたようです。当社では、地域の方手作りのたくあんやしし汁にくずし、甘酒にお屠蘇、樽酒などで御接待いたしました。

そのほか、熊手などの縁起物や、古代米、境内の倒木を使った木工品などの販売も行いました。木工品といっても、桧をチェーンソーで輪切りにしただけのもの。「販売する」と聞いたときは、売れるのか疑問でしたが、これが結構お求めになる方がいらしたので驚きました(゜_゜)。認識を改めねば・・・。

祭典では、各参拝団の皆様が今年1年喪無く事無く平穏に過ごせるよう御祈念いたしました。次回当社が当たるのはおそらく5年後。次回も、あれこれ知恵を絞っておもてなしをしたいと思いますので、ぜひまた御参拝くださればと思います。

また、前日並びに当日早朝よりお手伝いいただきました地域の皆様、本当にお疲れ様でした。有り難う御座いまいた。

 


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