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 表参道がキレイに、そして平らになりました
September2015

9月17日、11日より開始した表参道の改修工事が完了しました。

今回の工事は、約40年が経ちデコボコになった表参道のコンクリートを綺麗に打ち直そうというもの。総代さんの発案により、業者さんに頼まずほぼ自分たちの手で行うこととになりました。

地元の議員さん、建設会社さんにもご協力をいただき、知恵を出し合い、作業機械もユンボなどは総代さんのものをお借りし、資材も簡易なものを使うなどなるべくお金がかからないように工夫しました。

初日はまず工事安全祈願祭を斎行した後、表面のコンクリートを撤去しました。ユンボで表面をはがした後、ハンマーなどである程度の大きさに砕き、トラック に乗せていきます。これがなかなか割れないん(^^;)。炎天下の作業ということもあり、マメに休憩を入れながらの作業となりましたが、何とか初日ですべ てのコンクリートを運び出すことができました。

2日目、3日目は、地面を平らにならし、地面より15センチ上に目印となる鉄筋を打っていきます。そして、数メートルごとに囲いを作り、道路表面の強度を 増すための鉄筋を設置していきます。数メートルごとに囲いを作るのは、坂道でコンクリートが流れてしまわないようにすること、熱などで膨張しやすいコンク リートが割れないように、ここで調整する役目を持っています。

4日目はいよいよ最難関のコンクリート流し。この日は、月曜日にもかかわらず、大勢の地域の方々が来てくださいました。流したコンクリートを素早く枠に均 等に行き渡らせます。そして上から空気を抜き、皆でならしていきます。コンクリートが固まる前にやりきらなければいけないので時間との勝負です。表面を整えるのはプロの左官さんにお願いしました。

流し込んでしばらく放置した後、ある程度表面が乾いたら左右からほうきでなぞっていきます。これが今回の重要なポイント。坂を上り下りする人が滑らないようにする滑り止めです。滑り止めには先を短く切ったほうきでミゾを掘って行くのが一番よいのです。

5日間にわたって行われた今回の工事、のべ40人以上の皆様にご奉仕をいただきました。お陰様で立派な表参道が完成いたしました。当社総代さん、久米地区 の皆さんのお力でほぼ自分たちの手で完成させることができました。このことは、しっかりと記録し、次世代にも伝えて参ります。ご奉仕をいただきました皆 様、誠にありがとうございました!


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