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 八幡宮のお成り(御神幸祭) その①


いよいよ秋。当社の例大祭が近づいてきました。神社にとって最も大切なお祭りである例祭は11月1日、御神幸祭は11月2日です。

11月2日の御神幸祭は、地元では「八幡宮のお成り」として親しまれています。御祭神にお遷りいただいた3基の鳳輦(神輿)が、時代衣装に身を包んだ約280名のお供とともに市内約12kmを巡幸します。

「お成り」がいつ始まったかははっきりしたことはわかってはいませんが、古文書によれば300年前にはすでに行われていたようです。寛保2年(1742)にはお成りで使用する神盾が作られ、宝歴五年(1755)に大洲藩主が武運長久を願って20竿を奉納したことが記されていることから、約260年前に現在の形に整備されたと思われます。

これらの神具は今もなお現役。衣装は多少変わっているものの、今年のお成りでも260年前と同じ行列を見ることができます。

神盾は今も現役

神盾の裏面には、寛保2年に大洲藩主によって奉納されたことが記されている

 

これまで、お成りの奉仕者は大洲市内の氏子地域の方が中心でしたが、今年のお成りでは、大洲市外からの奉仕者も募集いたします。

当時の神具を持って時代衣装に身を包み、大洲の町を練り歩いて見てはいかが?
詳しくは、新着情報ページをご覧ください。


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