当社では、10月31日~11月2日の日程で秋季例大祭を執り行います。
1日の例祭は1年で最も重要なお祭りとされております。
翌2日の御神幸祭(お成り:大名行列)では、3基の鳳輦とともに
装束に身を包んだ約260名が藩政時代そのままに市内を巡幸いたします。
御神幸祭道順は下記の地図をしていただくと拡大表示されます(PDF)。
八幡神社の御神幸祭は、本殿祭(11月1日)の翌日、11月2日に行われます。 御神幸祭は、地元では「八幡宮のお成り」として親しまれ、御祭神にお遷りいただいた3基の鳳輦(御神輿)を中心に、そのお供である約260名が時代衣装に身を包み、大洲市街約12kmを巡幸するものです。 鳳輦(神輿)を護るお長柄組は、かつては大洲藩士が奉仕しました。その歩調は独特で、大洲藩の参勤交代の時の歩調といわれています。現代のお長柄組にもその独特の歩調が受け継がれています。
「お成り」がいつ始まったかははっきりしたことはわかってはいませんが、古文書によると約300年前には、すでに行われていたようです。また、お成りで使用する神盾には、寛保2年(1742)に神盾八枚が作られたことが記されており、他にも同時期に矛なども作られていることから、270年前には現在の形に整えられたと考えられています。
これまでお成りへの参加は大洲市内各地区からご奉仕いただいておりましたが、国より「歴史的風土特別保存地区」の指定を受けたことを機に、より多くの方に御参加いただこうと、大洲市外からの参加者を募集することとなりました。 お成りの華灯でもありますお長柄(おながえ)のほか、神輿舁夫、警護侍など、10名程度募集いたします。ご興味のある方はお問い合わせください。
【連絡先】
0893-23-4184 担当:常磐井(禰宜)
※ボランティアでの参加となります。