
昨日は、大洲高等学校美術部の生徒さんたちが、恒例の大絵馬を奉納してくださいました。今年で14年目でしょうか。早いものです。毎年楽しみにされている地域の方も多く、この大絵馬は当社に“なくてはならない風景”になりました。
顧問の先生によると、毎年1年生が担当するのが伝統になっており、皆楽しみにしているとのこと。嬉しいですね。
今年の絵馬は、なんと“立体型”。立体にすると力強さがよく出ていますね。どんどん進化していくなぁ。参拝にこられた皆さんがどんな反応をするか楽しみです。
大洲高等学校美術部の皆さん、写真部の皆さん、お疲れ様でした。

先日は、当社の御神輿(鳳輦)を修理に送り出しました。
当社の神輿は3基ありますが、長年による使用であちこちが傷み、修理が必要な状態でした。
今回、3基中1基をなんとか修理できることになり、総代さんたちにお手伝いいただいてトラックにと積み込みました。この後、京都で職人さんたちの手によって修理され、来年の秋に帰ってくる予定です。
この御神輿は、安永5年(1777)の奉納。約240年前という古いもの。その後、天保、大正と修理をされており、今回は実に95年ぶりの修理となります。
漆を塗り直し、メッキもやり直しますので、戻ってきたころにはピカピカになりますが、歴史を感じさせる経年美があっただけに少しばかり残念な気もします。ただ、これも次の100年、200年のため。そして何よりこの御神輿で領内をまわられる大神様にお喜びいたけるよう、しっかりした修理を施さねばなりません。残りの二基については、来年の秋祭り以降に広く寄付を募り、順次修理を行っていく予定でおります。
この年代の御神輿がいまだに現役で、しかも3基も御神幸で使われているのは珍しいとのこと。次世代に引き継ぐためにもしっかり修理したいと考えております。皆様にお力添えをいただければ幸いです。
お手伝いいただきました皆様、ありがとうございました!


